個人事業を始めたけれど、確定申告 何から始めるの?
副業の所得が 20万円超えたけれど、どうしよう?
このまま、確定申告の時期を待っているだけでいいの?
「確定申告」と聞くだけで、面倒くさい…難しそう…というイメージがわくと思います。
今日まで放置してしまっていた方にも、今月やっておいてほしいことをまとめてみました!
確定申告の流れ
確定申告 この時期にできることをお伝えする前に、流れを確認しておきましょう。
・会計ソフトを準備 ・日々の取引を記録して書類も整理(←1月~12月まで) ・控除書類を集める(←この時期は、ここまでの一部を済ませておきましょう) ・確定申告書を作る ・税務署へ提出する ・所得税を納める |
会計ソフトを準備しよう
自分で確定申告を行うのでしたら、会計ソフトは必須です!
エクセルなどでは、青色申告に対応できないため注意してください。
会計ソフトは、自分に合ったものを選びましょう。
会計ソフト比較
freee | マネーフォワードクラウド会計 | やよいの青色申告 |
超初心者向け | 経理経験がある人は 使いやすい | 操作が中級者以上向け |
個人的には、マネーフォワードクラウド確定申告(MF確定申告)がオススメ
確定申告を行う機能以外にも、MF請求書・MF給与など、パッケージされています。
請求書と連携することで、毎月の売り上げが自動で仕訳として取り込まれてきます。
MF確定申告なら、金融機関や事業用のクレジットカードと連携が可能
会計ソフトに口座の入出金明細や、クレジットカードの利用明細が取り込まれてきます。
ご自身で一から入力するよりも、連携したほうが早いし正確です。
領収書・レシートの管理
今年もあと3か月。経費のレシートが溜まっていませんか?
今のうちに、月ごと・種類ごとに仕分けておくと、申告作業がグッと楽に!
月ごとにまとめよう
売上伝票や、経費の領収書・レシートをその日のうちに仕分けておきましょう。
仕分けるルールは、項目別が理想です。売上・材料費・消耗品費・接待交際費など
蛇腹ファイルに入れていき、会計ソフトへ入力し終わり、翌月には次のファイルを用意
するか、ファイルから取り出し、封筒などに移してもOK。
現金払い?クレジット払い?
事業用のクレジットカードを利用している場合は、領収書・レシートは現金払いの分と
クレジットカード払いの領収書・レシート類を、現金払いとは分けて仕分けてください。
個人利用(事業とは関係ないカードの利用)のクレジットカードの明細も
現金とは分けて保存したほうが良いです。
そろそろ届く時期!大事な控除証明書たち
確定申告で、各種控除を受けるための1年間に払い込んだ保険料額などを証明する通知書が
そろそろ届き始める頃ですね。種類によっては、届いてから使用するまでに数か月先のものも
あります。しっかり保管して、所得控除(所得から引いてくれる)を受けましょう。
生命保険・地震保険・社会保険料(国民年金保険料)控除証明書
10月から11月頃までに、送付されます。最近は、各保険会社から「電子控除証明書」の案内が
来ていませんか?別記事でまた詳しく取り上げようと思います!
小規模企業共済・iDeCoの控除証明書
基本は、10月下旬頃から送付されます。
随時届く、ふるさと納税の寄付金受領証明書
寄付金受領証明書は、お礼品とは別に、寄付先の自治体から寄付者の住所宛に送付されます。
送付時期は自治体により異なりますが、概ね 申し込み完了日から2週間~数か月程度で届きます。
年明けに届く、国保の納付証明書
国民健康保険の納付証明書はハガキで、自治体より1月~2月頃送付されます。
申告の手間を少なくするために
確定申告は、申告直前に1年分まとめてやろうとすると、かなり時間もかかりますし、必要な書類が見つからずに、そのまま申告しなければならない事態にもなりかねません。
申告時の手間を少なくするためにも、何が必要か・それはいつ頃発生するのか を知っておくことが大切です。